メンタル疾患を持つ私が、通信制大学を卒業するまで道のり

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通信制大学に入りたい。もしくは入っている。
でも卒業できるか不安・・・。
そのような方、いらっしゃるのではないのでしょうか。

私もそうでした。
高校生で統合失調症を発症し学校を退学。
数年の療養期間を経た後、高卒認定試験に合格。

そしてまず通信制の短期大学に入学し、卒業します。
その時の体験記はこちら↓
引きこもりだった私が通信制の短期大学を卒業するまでの道のりと卒業できた理由

その後さらに上を目指したいと、今度は同じ系列の大学に3年次編入します。
そして、1年休学しますが卒業することができました!

今回は、私が通信制大学を卒業できた道のりとその理由をお話しします。

3年次編入の決め手

短期大学卒業時、私は仕事に就いていました。
その2ヶ月後、病状が悪化。8ヶ月の休職に追い込まれます。
しかし、それでも体調が良くならず。
退職することになりました。

一度まっさらな状態になります。
そして、私の頭に「大学編入」という言葉が思い浮かびました。
正直、万全の調子ではありませんでした。
しかし、徐々にそれを整えていけたら、という希望も託し編入を決意しました

ぐっと勉強の難易度が上がる

短大時代に勉強してとても楽しかった、心理学コースを専攻することにしました。
手続きをして、後日、沢山の教科書が自宅に届きました

しかし、勉強を始めて愕然とします。
難易度が、短大時に比べて、桁違いに高い・・・!
正直、読んでもわけがわからない
理解しているのか、よくわからないまま、レポートに取り組むしかない。
まず最初に「アドラー心理学」と「チームワークの心理学」に取り組みました。
(そのアドラー心理学をまとめたのがこちらの記事になります)。
子育ては「ほめる」より「勇気づけ」が効果的!―アドラー心理学より

特に、チームワークの心理学が理解に遠い。
レポートの出来は、先生から見て良かったみたいなのですが、とても苦労しました。

大学初めての試験

そして、科目習得試験です。
前述した2つの科目を受けました。
久しぶりだったのかミスをします
アドラー心理学の試験問題の、指定の文字数を大きく間違えてしまいました。
少なく書いてしまったのです。

大学の成績評価は、
SABC(合格)、F(不合格)に分かれます。
結果、以下のようになりました。

アドラー心理学:C
チームワークの心理学:B

大学初めてのスクーリング

必修科目である「経営戦略」。
これを大学初めてのスクーリングに、選びました。
経営系に、興味はありました。
しかし、心理と見方が大きく違う。こちらもとても難しい。

そして、私は知らなかったのです。
選んだ先生の授業が特段、しんどいことに。
スクーリングは通常、朝から晩まで3日間続きます。
しかし、その回は2日目から来なくなった方もいました。
私はなんとか全部出て、評価が決まる最終試験を受けます。
しかし、書いていて頭が回らない。
矛盾することばかり、記述してしまいました。

後日届いた結果は、Cでした。

病状が悪化、休学

短大時代、なかなか出来なかったことがありました。
それは学習のペースを、余裕を持って進めること。
短大の2年間のうち、前半をゆっくり進め過ぎてしまっていました。
後半一気に、残りの単位を取るのに苦労したのです。

大学になってそれは避けたいと思うようになります。

そして、前述のスクーリング後。
無理をしてキャパ以上の量の課題をこなしてしまいました。

その結果、体調が思わしくなくなってしまいました。
次の試験も欠席してしまいます。
大学を辞めたい」と、思い詰めるようにもなっていました。

このまま勉強を続けるのは、難しいと判断しました。
そして、「休学をしたい」と、大学に電話をかけました。
期限がギリギリだったのですが、ダメ元でお願いしました。
すると、担当の方がとても親切にして下さりました。
事情があるようだから」と、速達で書類を送るのを条件に、許可していただきました
今でも本当に感謝しています。

1年後、復学

そして主治医の先生とも相談しながら、1年後に復学しました。
しかしそれでも、学習が始まるのが、とても怖かったのを覚えています。
復学後すぐの試験も、行けませんでした。

そしてその後初のスクーリングは、「手話入門」。
1年の期間を経た後、大学の制度でスクーリングが2日間に変わりました。
色んな内容を覚え、最終試験は手話で自己紹介をしました。

そしてその1週間後、「性格心理学」のスクーリングに出席もしました。

勉強の調子に波が出る

その後は順調に・・・とは、行きませんでした。
体調が思わしくなくなって予定のスクーリングを欠席してしまいます。

その上、また休学前のような焦りが、出てしまいます。
試験は、1度に5科目まで、受けられるシステムです(1科目1時間)。
そして何を思ったか、きついのに5科目も、登録してしまったのです。
自分にプレッシャーをかけるつもりでした。しかし強すぎました。
結局当日怖くなりました。また欠席してしまうのでした。

計画を立て直す

そんなこんなで、単位を取る試験のチャンスを、3回も逃してしまいました。
これはさすがに、どうにかしなければと思います

そして、学習の計画を立て直しました
すると、1度の試験に3科目ずつ受ければ、卒業に間に合うことに気がつきます。

この後何回も、ペースを上げようと焦ってしまいます。
ですが、その時はこれを死守して学習を進めようと決意しました。

もうあとは淡々と

それから、なんとか上手くペースを掴めるようになってきました。
計画を死守し、10ヶ月ぐらい過ごしたでしょうか。
毎回試験前は、不安になりました。
しかし毎回乗り越え、着実に単位を取得していきました。

そして・・・

1回の試験のチャンスを残し、卒業を決めることができました

最後の試験で受けた、「ビジネスコーチング」。
それがなんと、最高のS評価だったのです!
思わぬプレゼントでした。

「平成最後の卒業式」

3月、無事に卒業式を迎えました。
偶然にも、それは平成最後の年でした。

スクーリングで知り合った方とも再開し、皆で卒業を祝いました。
偶然、学位を授与して、とても嬉しそうな中年男性の顔を見ました。
何歳になっても、達成したことの喜びは大きいんだなと、当たり前ながらに実感したのでした。

まとめ

ここまで述べたように、私が通信制大学を卒業した道のりは以下の通りです。

  1. 3年次編入を決める
  2. ぐっと勉強の難易度が上がったことに気づく
  3. 大学初めての試験を受ける
  4. 大学初めてのスクーリングに参加する
  5. 病状が悪化し休学する
  6. 1年後、復学する
  7. 勉強の調子に波が出る
  8. 計画を立て直す
  9. もうあとは淡々と過ごす
  10. 「平成最後の卒業式」を迎える

途中何回か挫折感を味わいますが、何とか続けてこられました。

通信制大学を卒業できるか不安な方は、ぜひ今日から参考にしてみてください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。