精神科を転院したいあなたに少しだけ考えてみて欲しいこと

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精神科を受診しているが先生が合わない気がする。転院するか迷っている・・・。
そのような方、いらっしゃるのではないでしょうか。

私もそうでした。以前は今より臆病でしたので、そう思ってもなかなか切り出せない。
今の病院・先生で継続するメリットもあるのかもしれない・・・。

そんな時、勇気を出して転院できたことが何回かありました。

そして転院して初めて以前の主治医がどんな意図だったか。
今の主治医がどれだけ私を気遣ってくれているか。
付き合い方や医師をなんとなく理解することができるようになりました。

今回は、病院を転院したいと思っているあなたに伝えたいことがあります。

何かがあったからといってすぐ変えるのはお勧めしない


まず、私の経験から言わせていただきますと、「もう変えたい」と思ってすぐに転院するのはお勧めしません
なぜかというと、勢いでそうしてしまうと次にうまくいかなくなった時にまた同じことをしてしまうかもしれないからです。
変えたいと思うのは構いません。でも冷静に考える時間を作りましょう
次はどんな病院に転院したいのか。望む病院に行けないこともありますけれども、今の病院・医師の何が合わないのか。
そして今度はどんな治療を望むのか。
すべてが思うようにいかないかもしれませんが、それを考え病院に伝えることができるだけでも、かなり違ってきます
ただ受け身ではなかなか回復しないこともありますし、そうだったと思う方は今がターニングポイントです。
自発的に考えてある程度伝えられる努力をしましょう。
治療を受けるのはあなたです。何か言われることがあっても、どう良くなりたいか。
例えば良くなったらどうしたいかなど、今より具体的に考えてみましょう。

とりあえず半年医師と付き合ってみよう


転院する・しないと決めたなら、とりあえず期間を決めて頑張って医師と付き合ってみましょう
上に書いた半年のいうのはあくまで目安です。
これはどうしてかというと、医師と信頼関係を作ることが治療にとって不可欠だからです。そのためにはある程度の期間を要します。
そしてその医師によって考え方や治療方針が違うでしょう。
それが自分の中で浸透されて初めて回復に向かうことがあります。焦ってはいけないのですね。
そしてその間は、医師のアドバイスをよく聞いて信じてそれをやってみてください

もし厳しいことを言ったとしてもそれには意図がある


時に、何かを言われて辛いことがあるでしょう。
でもそれには医師の意図があるかもしれません
私は以前の病院で、デイケアにとにかく通うように言われました。辛かったですが、
あの言葉がなかったら通い続けられなかったと思います。
その結果、仕事に就くことに成功しました。

それと、これはある本で読んだのですが、こんな考え方があります。
体の怪我などで例えるといいのですが、多少苦しい思いをさせて治療し回復に向かわせる人と、
ただ何もしないで「痛いんだね、辛いね」としか言わない人だったら、どちらか本当にあなたを助けてくれるでしょうか?
前者ですよね。

これは、心の問題でも同じことなのです。
目に見えないことなのでわかりづらいでしょうが、そのようにして結果回復に向かわせようとする医師もいるのです。

もしかしたら、良くなるために今苦しいのかもしれない


転院したいと思うあなたは今とても苦しいのでしょう。
結局どうするかはあなたの自由でいいのですが、苦しいからこそ乗り越えられたら今よりも良くなるはずです。
それを乗り越えるために転院を決めるならそれでいいし、思い留まるならそれでもいい。
あなたが決めてください。

私が転院して感じたこと


最後に余談ですが、私の話をさせてください。

私は今の病院に転院してから約8か月経ちます。正直「ここがいい!」という病院ではなかったので、違和感があるときもありました
それまでの病院では医師の都合で診察日・治療方針を決められるふしがあり、それに慣れていました。

転院して、最初に今の主治医はいつ通いたいか、薬をどうしたいか聞いてきました。
そんな経験があまりなかったので、最初は戸惑いました。今でも少しそんなところはあります。

でもそこから回復に向かいました。自分の意志がわかって来たからです。
時々今でも違和感はあるのですが、ある時、たぶん病気の原因でもあるであろう家庭環境が
とても辛いと自覚もし始めました。

先日、それを察した主治医に「何かあったらいつでも来てくださいね」と言われました。
その時はピンときませんでしたが、後日、ふと、その言葉を思い出した時に涙が止まらなくなってしまいました。
でもその涙を流した後、何とも言えない安堵感を覚えました

そしてそれからまた経った後。以前の嫌だと思っていた医師もちゃんと私のことを思ってくれていたことがあったんだと感じました。
そしてそんなことも伝えたいと思い、今これを書いています。

まとめ


ここまで述べたように、精神科を転院したいと思ったとしても、すぐに変えない。
どうするにせよ期間を決めて医師と付き合う。厳しい言葉にも意図があると理解することなどが大事です。
そして、どうする・どうなるかはあくまであなた次第でもあることも理解してください。

厳しい言い方かもしれませんが、回復に向かうためには辛いこともあります。
でも乗り越えられたら、新しい世界が待っています。

転院を考えている方、ぜひ、今わからなくて大丈夫ですので、このような考え方もあることを頭に入れておいてください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。