ボカロPが実践する、上手くメロディーに乗せる作詞ができるコツ

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作詞をしてみたいけれど、どうやったらメロディーにハマるのかわからない。上手くいかない・・・。
そのような方、いらっしゃるのではないでしょうか。

私もそうでした。実際やってみるとわかるのですが、字の数(字脚)をそろえるのも大変だし、型にはめすぎても楽しくない・・・。

そんな時、洋楽にハマり、韻を踏んだ響きの良い歌詞の曲をたくさん聞きました。

そうすると、歌詞の意味にとらわれすぎない響きの良い、メロディーに乗りやすい歌詞を書けるようになりました。

今回は、私が編み出した作詞の方法をご紹介したいと思います。

なぜ、上手くメロディーに詞を乗せられないのか

いざ作詞をしようとして、言葉を出す。
しかしメロディーと合わない、歌えないということは多いのではないでしょうか。
もちろん、詞にメロディーを合わせるのも手です。
しかしなんだか、ぎこちなくなったりしてしまうことがありませんか?

もともとJ-POPの音楽というのは、英語圏の国から取り入れられたものです。
なので歌うとなると、日本語と合わせづらかったりします。
英語では、たくさん内容(字脚)が入れられるんですよね。
しかし、日本語にすると入れられるものがとても少ないのです。

なので、その言葉でどれだけ内容を語れるかが勝負になってくるのです。

元々の歌詞を用意しよう

私はある曲を作る時、こんな歌詞の一部分を思いつきました。

「私の心はもうとっくにあなたに決まっているの」

字脚を数えてみましょう。
わ・た・し・の・こ・こ・ろ・は・も・う・と・っ・く・に・あ・な・た・に・き・ま・っ・て・い・る・の」。
こうやって数えると25になります。

合わせたいメロディーを用意しよう

そしてこんなメロディーに乗せたいとします。

ラ、で歌って数えてみると、
ラ・ラ・ラ・ラー・ラ・ラ・ラ・ラー・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラー
分かり辛いですが、20です。すると、5文字省略しなくちゃいけないわけですね。

歌詞とメロディーを区切ってみよう

先ほどの歌詞をできるところで区切ってみましょう。
わたしの・こころは・もう・とっくに・あなたに・きまって・いるの」。

メロディーも区切りましょう。
ララララー・ララララー・ラララ・ララララ・ラララララー

私はこのようにしましたが、ここで区切るともっとわかりやすい!というのがあればしてください。

では区切った歌詞の字脚を確かめてみましょう
わたしの(4)・こころは(4)・もう(2)・とっくに(4)・あなたに(4)・きまって(4)・いるの(3)」。

そしてメロディーに当てたい字脚。
ララララー(4)・ララララー(4)・ラララ(3)・ララララ(4)・ラララララー(5)」。

区切った歌詞を合うように変えてみよう

さあ、いよいよメロディーに合わせた歌詞を作っていきましょう。

最初の2つ、「わたしの(4)・こころは(4)」はそのまま合わせられそうですね。

わたしの(4)・こころは(4)・ラララ(3)・ララララ(4)・ラララララー(5)」。

問題はその後。

もう(2)・とっくに(4)・あなたに(4)・きまって(4)・いるの(3)」を変えなければいけません。

そこで私が最初に着目するのが、最後の2つ。「きまって(4)・いるの(3)」。
これを短くできないでしょうか?

きまって(4)+るの(2)=きまってるの(6)」になりました。
でもメロディーの最後の区切り、5文字ですよね

そしたら!

きまって(4)+る(1)=きまってる(5)」。
これでどうでしょうか?

省くことで可愛さが少々なくなる気もしますが、やむ終えません。
でもこれでぴったりですね!

わたしの(4)・こころは(4)・ラララ(3)・ララララ(4)・きまってる(5)」。

残りは、
もう(2)・とっくに(4)・あなたに(4)」の部分です。

こう見ると、「あなたに(4)」はぴったりハマりますね。

わたしの(4)・こころは(4)・ラララ(3)・あなたに(4)・きまってる(5)」。
では最後に残った部分をどうするかです。

もともとが、
もう(2)・とっくに(4)」でしたね。

これを「ラララ(3)」に当てなくてはいけません。
考えてみると、「もう(2)」と、「とっくに(4)」はほぼ同じ意味ですよね。
では、これに代わる3文字の言葉を見つけましょう。

(考え中)

すでに」、はどうでしょうか!

では、全てメロディーに当てはめてみましょう。

わたしの(4)・こころは(4)・すでに(3)・あなたに(4)・きまってる(5)

私の心はもうとっくにあなたに決まっているの

私の心はすでにあなたに決まってる

歌詞の一部分が完成しました!

まとめ

ここまで述べたように、上手くメロディーに乗せる作詞をするコツはこのようになります。

  1. 乗せたい歌詞を用意する
  2. 合わせたいメロディーを用意する
  3. それぞれを区切ってみる
  4. 区切った歌詞を合うように変えてみる

このような過程を持つことで、言いたい意味をほぼ変えずにメロディーに乗せる歌詞を作ることができます。

作詞をしてみたい方は、早速今日から始めてみてください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。